まだ結婚できない男

看護師・Chad (33歳) ルックス、収入、社会的地位、全てにおいて人並み以下。ひねくれた性格ゆえに、33歳になった現在も、独り身生活を謳歌している。 しかし、時は人生100年時代、心の底では将来に不安を覚えないでもないChad。

お餅美味しいですよね

 

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1.餅は温度によって硬さが変わる

 

餅は冷えると硬くなる上、くっつきやすさも強くなります。調理後に熱くなった餅でも、口に入れていると体温程度まで温度が下がります。また、冬は室温が低いために、さらに温度の低下が早まります。

つまり、餅は食べる前・食べている時・飲み込む時で硬さやくっつきやすさが変わり、思っていた以上にのどに詰まりやすくなってしまうのです。

 

2.餅による窒息事故


1月の窒息事故では65歳以上の高齢者が約90%を占めています。

毎年1月は窒息で亡くなる方が特に多く、1300人以上の方が亡くなるそうです。

 

3.なぜ高齢者の事故が多いのか


奥歯がなくなったり入れ歯になると、顎を安定させにくくなり、かむ力と飲み込む力が低下します。

食べた物をしっかりとかんで、スムーズに飲み込むことが難しくなるのです。

また、高齢者だけではないのですが、朝は唾液の出が悪いので、のどに餅を詰まらせやすくなります。

 

4.餅による窒息事故を防ぐには

    以下の3つの点を注意しましょう。

 

1.食事前に会話などをして口の準備運動をしたり、のどを潤してから食べましょう。


2.餅はなるべく小さく切って、口の中で、しっかりとかんで、唾液と十分に混ぜながら食べましょう。


3.口の中の分をすべて飲み込んでから、次の一口を食べましょう。

 

しかし、しっかりと予防しても、のどに詰まってしまうことがあるかもしれません。

明日はのどに詰まった時の応急手当について