看護師が明かす、あなたが医師にすべき質問は？

・看護師たちが患者様に勧める、6つの｢医師に尋ねるべき質問｣を紹介しよう。

・毎年、誤診（あるいは治療に関して医師が判断を誤ったケース）に遭う人の割合は成人20人あたり1人に達する。

それだけに、患者様は自分の身を守る行動をとるべきだというのが、看護師たちの意見です。

・看護師からセカンドオピニオンを検討するよう勧められた場合、その看護師が｢この担当医は信頼できない。他の医師からさらなる情報を得るべきだ｣と考えている可能性がある。

質問1 ｢なぜですか？｣

その医師がなぜその治療方針をとるのか、理由をはっきり説明してもらうことが大切だ。

質問2 ｢他の治療法はありますか？｣

提示されたもの以外に治療法の選択肢がないのか、医師に尋ねよう。

質問3 ｢セカンドオピニオンが欲しいので、私の診療記録をいただけますか？｣

質問4 ｢少しの間、こちらを向いて私の話を聞いてもらえますか？｣

｢今は診療記録がコンピューター化されているので、患者様が話しかけようとしても、パソコンの画面を見つめている看護師や医師が多い｣

｢医師に相手にされていないと感じたら、『少しの間、こちらを向いて私の話を聞いてもらえますか？』と伝えるべきだ｣

質問5 ｢治療方針について、希望を言ってもいいですか？｣

長期にわたって入院している患者様は、いらだちを覚える場合がある。病気が長引くと、無力感を覚える者もいる。入浴や食事といった身の回りの事でさえ、看護師の助けなしでは行えないという事実が、そうした感情の理由になることもある。再び身体を自由に動かせるようになるために、自分に何かできることはないか、担当医に尋ねることを勧める。｢（患者様が）身体の自由を一部でも取り戻せれば、自分のことは自分でできるという実感を再び得るのに大きなプラスになる｣

質問6 ｢次回の予約をしたほうがいいですか？｣

｢医療機関から、経過観察が必要だと言われたら、必ず定期的に病院に行くべきだと思う。｣