内科医から聞いたオススメ市販薬
普段でさえうんざりしてしまう、病院の長~い待ち時間。やっと診察が終わったと思ったら、今度は調剤薬局や院内薬局に長蛇の列ができる。
元気になりたくて病院に行ったのに、処方薬をもらう頃にはますますぐったり。そうならないためにも、少しの不調ならドラッグストアで薬を買ってしのぎたいところだ。
市販薬は種類がありすぎて、正直どれを選べばいいのかわからないですよね。病院でもらった処方薬なら先生を信じてそれを服用すればいいけれど、自分で選ぶとなるとこの薬で本当に大丈夫?と、少し不安になってしまいます。
たしかに、パッケージやCMの謳い文句だけで薬を選ぶのは、なんとも心もとない。
では、どの市販薬を選ぶのか?
風邪の患者様を診察する側の内科医も、自分が風邪をひかないとは限らない。
1日中病院にいて、体調が悪い患者様と、面と向かって接する機会が多いので、内科医は風邪をうつされやすい環境にさらされています。だから、風邪かな?と思ったら、なるべく早めに葛根湯と解熱剤を服用しているそうです。
先生がいつも服用している鎮痛剤・解熱剤は【タイレノールA】成分がアセトアミノフェンだけで、総合感冒薬のようにいろいろな成分が混じっていない。よく効くうえ、余計なものを身体に入れなくて済む安心感もあります。
同じく病棟勤務の僕も、漢方と【タイレノールA】の合わせ技で、風邪を遠ざけています。
漢方は症状によって使い分けています。
風邪のひき始め、熱っぽくて身体がゾクゾクするなと思ったら【葛根湯エキス錠クラシエ】
寒気と身体の節々の痛みがあって汗が出ない症状の風邪には【JPS麻黄湯エキス錠N】どちらも医師が病院で処方する同名の漢方薬と成分が近く、錠剤タイプもあって服用しやすいですよ。